皆さんこんにちは!
2024年夏に発売予定のイジンデンブースターパック第3弾、The Dawn Struggleの収録カードのプレビューが始まっています。今後5月3日まで毎週水曜・金曜に新カードが発表されるそうなのでぜひ皆さんも公式Xをチェックしてください!
当サイトでは新カードのレビュー、構築ランク予想をしていきます!
今回は4月24日・26日公開分の6枚を見ていきます!
朱舜水
中国の儒学者だそうです。私はイジンデンで初めて知りました。皆さんはご存じでしたか?
朱舜水 緑 レベル4 パワー3000
遺業能力:木霊(自分の手札か墓地の、これよりレベルの低いイジン1体を戦場に置く)
能力によって自分の戦場のカードが起きた時に発動できる。自分の山札の上から1枚を裏のまま魔力ゾーンに置く。
能力によって自分の戦場のカードが寝たとき、自分の魔力ゾーンのカードを1つを指定して発動できる。そのカードを手札に戻す。
戦場のカードを起こしたり寝かしたりすることでマリョクを増やしたりマリョクからリソースを回収できるイジンです。
そのため起こしたり寝かしたりする能力を持つカードと組み合わせる必要があります。
継続的に起こせる毘盧遮那仏像や寝かせられる安宅船などが相性がよさそうです。他にも劉備や出雲阿国などもいますので、いろいろと試してみたいところですね。
マリョクを増やす、マリョクからカードを回収するという動きは長期戦向けの能力なのでそういったデッキ構築が向いていそうです。新たな遺業能力「木霊」も、ブロックでやられてもイジンの数を減らさずに維持できるので耐久に向いていますね。
総合評価:B 起こす・寝かすという行動そのものはあまり強くない点が少し心配です。
徳川光圀
みなさんご存じ水戸の黄門様がついにイジンデン参戦です!
徳川光圀 緑 レベル5 パワー4000
遺業能力:木霊(自分の手札か墓地の、これよりレベルの低いイジン1体を戦場に置く)
執筆ーこの能力はターンに1回しか発動しない。緑のハイケイが戦場に置かれたとき、戦場のイジン1体を指定して発動できる。そのイジンが緑のイジンか「思想」イジンならそのイジンを起こしてそのイジンはこのターンに限り「パワー+3000」を得る。そうでなければ、そのイジンを寝かせる。
…あれ、黄門様、めっちゃ弱いくないか。すごく面白い効果ですね!
先程の朱舜水とも相性がよさそうですし、木霊を使って粘り強く戦えそうです!
と、フォローしたもののやはり執筆が地味すぎる気がします。いろいろと書いてありますが起こすか寝かすかパワー3000上げるかのどれかしかできません。しかもターンに1回の制限付き。
黄門様は戦いがあまりお好きでないからこんな優しい能力なのでしょうか…。
総合評価:B 今のところいい使い方が思いつきません…。皆様助けてください。
価格:560円 |
志士の藩校
志士の藩校 緑 レベル5 ハイケイ
自分の戦場に「思想」イジンがいる間、自分の墓地のカードの「木霊」の遺業能力が発動する際、そのカードは「レベル+1」される。
執筆ーハイケイが戦場に置かれたときに発動する。自分の戦場のイジンすべてはこのターンに限り「特性:思想」を得る。
ここにきて思想に関するカードが来ました。先ほどの徳川光圀もそうですが、思想と木霊は結びついていきそうな感じがありますね!
この背景を出すことで木霊で自分自身のレベルのカードを手札から出したり墓地から戻したりできるので、たとえば徳川光圀が戦場と墓地にそろえばブロックしても墓地から徳川光圀を戻してループさせることができます。
ただ現状思想カードは青の小型イジンに限られており、木霊のレベルをあげるのは少しハードルが高いかと思われます。今後の思想イジンの登場に期待です!
総合評価:A 思想木霊デッキのキーパーツになることが予想されます。思想と木霊をもつイジンの登場に期待を込めて、少し迷いましたがAにします。
後半戦
司馬炎
中国の皇帝がド派手な効果で登場です!
司馬炎 黄 レベル9 パワー3000 遺業能力:反塊
戦場に置かれたとき、自分の戦場のガーディアン1体につき、戦場のイジン1体を山札の下に戻す。
自分のガーディアンの数だけイジンを除去できるという大型イジンです。
ガーディアンの数さえ維持していれば、戦場に出た時に複数体除去、かつ反塊もあるのでブロックして再度登場することでさらに除去できるので非常に防御性能が高いです。
ガーディアンから出てきてもかなり強いです。
総合評価:S 黄色のコントロール系デッキにはかなり採用されていきそうです。
曹丕
こちらも中国皇帝です。中国は歴史が長いので皇帝いっぱいいますね。
曹丕 黄 レベル5 パワー4000 遺業能力なし
これが戦場にある間、戦場の黄のイジンは「寝たとき、パワー4000以下のイジン1体を破壊する」を得る。
執筆ーハイケイが戦場に置かれたときに発動する。戦場のイジンすべてはこのターンに限り「色:黄」を得る。
こちらも寝たとき、のカードです。第三弾では起きる・寝るがテーマなのでしょうか。
たださすがはスーパーレア、寝たとき、としか書いていませんのでアタックするだけで発動されます。破壊できる範囲もパワー4000以下とかなり広いので、ある程度イジンを並べて執筆を発動させてから一斉攻撃するだけでかなりの大打撃を与えることができます。
一つ注意が必要なのは破壊の能力は強制である点です。うまく考えないと自分のイジンを破壊しないといけなくなってしまいます。木霊・反塊など自身を破壊するのをプラスにしていくか、破壊されない親鸞などを置いておきそこに吸わせるというのもありでしょう。
このカード単体でかなり強く、黄のイジンを多くするか執筆を発動させるだけでよいので、デッキに採用しやすいのも素晴らしいです。
総合評価:S スーパーレアとして文句のない、とても強いカードです。
価格:560円 |
徳川家茂
徳川家茂 黄 レベル3 パワー2500 遺業能力なし
レベル6以上のイジンが戦場に置かれたときに発動できる。戦場のイジンを全て寝かせて、これを山札の下に戻す。
戦場のイジンを全て寝かせることができる、いかにもワンショットっぽいカードです。
ワンショットで大型といえば真っ先に浮かぶのがリンカーンとの組み合わせですね。家持+リンカーンですべてのイジンとガーディアンをどかせることができますので、後ろからもう一体即応を出すか、すでに出ているイジンを起こせば勝利となります。
また単にガーディアンを上回る数のイジンを起こせれば勝ちなので、行基で徳川家茂を発動させつつ、後ろから出雲阿国や藤原定家+ハイケイなどの動きも強力です。
総合評価:A 新たな形のワンショットコンボが作られること間違いなし!
まとめ
今回は6枚紹介していきました。
寝かせる、起こすに関連したカードが多く、今までよりもカードパワーを抑えて細かい戦闘を楽しんでいこうというような方向性を感じます。あまり派手なカードばかり作ってしまうとゲームバランスが崩壊してしまうので、筆者としても賛成です。
今後も新カード評価してまいりますので次回もぜひお読みください!
コメント
曹丕の効果ですが、自分や相手と言う記述がないので、お互いにかかると仮定したら、相手が背景を出してから攻撃されるとこちらの曹丕自身も破壊されてしまう危険があるので、天守閣や毘盧遮那仏などでパンプアップしておく等の対策が必要ですが、円形闘技場の抑止力としては非常に有用だと思います。安宅船やピーコック等でも破壊を誘発できる為、応用が利きそうなのも良いですね。
コメントありがとうございます!なるほど、たしかに相手と自分の表記がないですね。円形闘技場との動きもルール的にはどうなるのか、確認しておきます。